こんにちは。事業推進チームです。
「イースト×Microsoft Power Platform」で出来ることを考えてみました!や本当にカンタン!? 営業社員がPower Appsでアプリを作ってみました!でご紹介しているように私たちは現在、Power Platform に注力しています。
そこで、Power Platformのサービスの一つであるPower BIとはどんなものであるか調べてみました。
Power BI とは セルフサービスとエンタープライズのビジネス インテリジェンス (BI) 向けの統合済みでスケーラブルなプラットフォームを使用し、データに接続してビジュアル化することで、データからより深いインサイトを導き出します。 https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/what-is-power-bi/
私はこれを「データを可視化すれば業務に役立つ発見がある」と捉えました。
たしかに業務データは蓄積するだけでは何の役にも立たず活用することで始めて意味があるものになりますよね。 PowerBIについて学ぶことでデータの可視化やデータ活用についての理解も深まりそうです。
前置きが長くなってしまいましたが、本連載ではPowerBIの操作方法やデータ活用を学んで得た気づきなどをご紹介していきます。
第一回目である今回はデータの可視化ということで、PowerBIを使ってデータのグラフ化を試してみます。
元データの準備
何はともあれPowerBIに読み込ませる元データを用意しなければいけません。そこで政府統計ポータルサイトである「e-stat」で公開されている「人口推計」のデータを使ってみることにします。
政府統計の総合窓口 e-Stat 人口推計 / 各年10月1日現在人口
エクセル形式のデータが用意されているので、これをダウンロードしてまずはMicrosoft Excelで開いてみます。
都道府県別の人口が記載されている表ですね。 これをPowerBIに取り込んでみようと思いますが、このままだとちょっと使いづらそうなのでシンプルな形に加工してみました。
PowerBIでもデータの加工はできそうなのですが、私の不勉強で方法がわからなかったため今回はExcelで加工しました。
PowerBIによるデータ取り込みと視覚化
次にPowerBIを起動します。「ホーム」タブの「データ」に「Excelブック」があるので、ここから先ほど加工したExcelファイルを開きます。
取り込んだデータをグラフ化してみます。 視覚化から「集合縦棒グラフ」を選択し、「軸」に地域、「値」に2021年を設定してみます。
するとこんな感じで簡単に都道府県別人口のグラフを作成することができました。
ちなみに「視覚化」の項目を選択するだけで別の形式のグラフに変えることができます。
今回はここまでとなります。 今後もPowerBIの操作やデータ活用についてご紹介していきますので是非ご覧ください。