Sitecore では、ユーザーのサイト内の動きを見ることができる「Pathアナライザー」という機能があります。今回はSitecoreの「Pathアナライザー」についてご紹介します。
▼パスアナライザーとは Path アナライザーは、コンタクト(ユーザー)が Web サイトを遷移する際に通過した一連の Path を表示するマップを作成するアプリケーションです。コンタクト(ユーザー)がキャンペーンに基づいて訪問した際に通過した Path や、ゴールやイベントといったビジネス上重要なアクティビティをコンバートする時に通過した Path を確認することができます。 ※参照元 https://doc.sitecorejp.net/users/80/sitecore-experience-platform/ja/path-analyzer.html
「Pathアナライザー」の見方
ラウンチパッドからPathアナライザーをクリックします。
Pathアナライザー左上のドロップダウンメニューをクリックし、「すべての訪問」が選択されて いることを確認します。選択されていない場合は選択して適用をクリックします。 また、集計したい期間を指定します。
パスアナライザーのダッシュボードでアクセス数上位のページなどの概要を見ることができます。
右上のボタンで表の種類を「放射状」「垂直」「水平」「テーブル」など選択することで、 指定したパターンの表が表示されます。
※「放射状」表示
※「水平」表示
GoogleAnariticsとどう違うの?
Googleアナリティクスでも、ユーザーの行動の流れを見ることができる「行動フロー」という機能があります。 Googleアナリティクスの「行動フロー」は、ユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでの流れを、視覚的に確認できる機能です。 Googleアナリティクスの場合は、サイトを訪れた人の中で多数派の人の動きを、全体的に把握することができます。
一方、Sitecoreの「Pathアナライザー」は、一人一人の動きを1人単位で見る事ができるという特徴があります。 Googleアナリティクスの場合は、多数派の人の動きの概要を把握できるというメリットがありますが、Sitecoreの「Pathアナライザー」のように、少数派の人も含めた一人一人のユーザーの動きまで見ることはできません。 (「その他」としてまとめられてしまった少数派の動きは、その後のページ遷移の状況を見る事ができません。)
ですので、より細かくユーザーのサイト内の動きを把握したいときには、Sitecoreの「Pathアナライザー」を見ることが効果的です。
Sitecoreの「Pathアナライザー」は、Sitecoreを利用されているユーザー様はライセンスに関係なくラウンチパッドから利用することが可能です。
是非確認してみてください。