こんにちは。事業推進チームです。

皆様、既にMicrosoft365はお使い頂いてますでしょうか?

今更だけど、Microsoft365ってなんだっけ? 会社のパソコンにOfficeは入ってるけど・・・

OfficeとOffice365・Microsoft365がごちゃごちゃになってしまって違いが分からない!

結局何を選べばいいの?という方も多くいらっしゃると思います。

そこで今回は、Microsoft365はどのような製品なのか、オンプレミス版のOfficeとは、どのような違いがあるのかをご紹介させて頂きます!

Microsoft365とは


Microsoft365は、従来のOffice製品に加えて、グループウェアやオンライン会議としても活用できるTeamsなど、多種多様なソリューションが提供される、クラウドサービスです。

クラウド版のMicrosoft365とオンプレミス版のOfficeの5つの大きな違いは?

1.サポート期間・費用の違い 2.デバイスや活用場所の違い 3.バージョン管理の違い 4.利用できるアプリの違い 5.ファイル共有の仕方の違い

具体的な違いを上記の5つの観点で比べてみましょう!

1.サポート期間・費用の違い


オンプレミス版Office2021

Microsoft365

サポート

2026年10月13日まで
延長サポートなし

契約期間中はサポートが継続

上記のように、オンプレミス版のOfficeとクラウド版のMicrosoft365には、明確なサポートの違いがあります。

サポートが終了してしまうとセキュリティの更新が提供されないという状況に陥ってしまい、特にビジネスの現場ではリスクの大きいものとなってしまいます。

オンプレミス版のサポート期間が迫る中、Microsoft365に切り替える企業も増えてくるのではないでしょうか?

2.デバイスや活用場所の違い


オンプレミス版Office2021

Microsoft365

ファイルを保存できる場所

ローカル

クラウド

使えるデバイス

インストールしてあるデバイスのみ。デバイスの多様化に対応ができない

1ライセンス最大15台まで。マルチデバイスで利用することが可能

活用場所

主に社内での利用となる。外出先からでは、社内の共有ファイルにアクセスしたり、共同編集などが行えない。

場所を選ばず、活用が可能。OneDriveなどを活用すれば、自宅でも出張先でも安全に共有ファイルの編集などが行える。

上記の通り、活用場所や使えるデバイスなどにも大きな違いがありました。 テレワークを推進する上では、場所を選ばず、様々なデバイスで活用できるMicrosoft365の方が便利と言えそうですね!

3.バージョン管理の違い


オンプレミス版Office2021

Microsoft365

バージョン管理

購入時期によってバージョン管理が大変

最新版に自動移行されるためバージョン管理の手間がない

費用

一括購入
バージョンアップ時に大きなコストが発生

月額料金
初期コストを大幅に削減でき、バージョンアップ費用も不要

一見、サブスクリプションは高い!と思ってしまいがちですが、バージョンアップを考えた際や、初期コストの面を考えると、それぞれの良いところが見えてきました!

特に皆様が経験したことがありそうな事と言えば・・・ 重要なファイルがOfficeのバージョン違いで上手くファイルが開けない! 編集が上手く行えない!そんなご経験一度はございませんか?

このようなバージョン管理の大変さなども検討事項に挙げてみてはいかがでしょうか?

4.利用できるアプリの違い


オンプレミス版Office2021

Microsoft365

利用可能なアプリ

Word・Excel・PowerPointなどの一般的なアプリケーションに限定

オンプレミス版のOfficeで使えるアプリはもちろん、Web会議やビジネスチャット、資料共有などに使えるTeamsや共同編集が便利なビジネス用のOneDriveも利用が可能

このように、利用できるアプリケーションにも大きな違いがあります。

従来のオンプレミス版Officeに加え、Microsoft365はオンライン会議でも広く浸透しているTeamsであったり、データの可視化に有用なPower BIなどのPower Platformも利用できるようになり、業務の幅が格段に広がりそうですね!

5.ファイル共有の仕方の違い


オンプレミス版Office2021

Microsoft365

共有方法

情報共有する際は、主にメールを使用。最新のファイルがどれか分からなくなってしまい、手間がかかってしまう。

クラウドに保存することにより、どこでも簡単に最新状況が確認可能。Teamsでオンライン会議をしながら、最新状況を確認・更新するなどが可能に。

共有の仕方についても決定的な違いがありました。

従来の営業の現場などでは、営業マンそれぞれが営業報告用のExcelを記入し、日報や週報変わりに上司へメールで送信するということも多くあったかと思います。

その場合、どのファイルが最新なのか分からなくなったり、他のメンバーと合わせて数値を確認をしたい場合には、都度内容を突き合せなくてはならず、大変な手間となってしまっておりました。

Microsoft365では、クラウドにファイルを保存・共同編集することによって、前述のような問題が一気に解決し、工数の大幅な削減に繋がります。

まとめ

ここまで、クラウド版のMicrosoft365とオンプレミス版のOfficeの5つの違いをご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?

それぞれのメリットはありますが、テレワークを推進している企業や部署単位での情報共有・工数削減を狙う場合は、オンライン会議やクラウドでのデータ共有に優れているMicrosoft365がおススメだと強く感じました。

皆様も是非、この機会にプランの見直しをご検討してみてはいかがでしょうか?

イーストでは、Microsoft365のご提案も承っております。 是非お気軽にお声がけ下さいませ!