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こんにちは。事業推進チームです。
Power BIでデータの可視化をご提案している弊社ですが、サイボウズ株式会社が提供しているKintoneのデータの可視化・分析のご依頼を頂くことも増えてまいりましたので、どのようにKintoneのデータをBIで表現できるのか、一連の流れをご紹介させて頂きたいと思います。
Kintoneをお使いの皆様は是非ご参考にして頂ければ幸いでございます。
■KintoneデータはどうやってPower BIで取得する?
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上記がKintoneで作成したデモアプリで、売上データが入っています。 このデータをPower BIで可視化したいのですが、どうすればよいでしょうか…
KintoneのデータをPower BIで表現するには2つの方法があります。
1.KintoneとPower BIを繋ぐコネクタを提供している会社から購入する 2.Kintoneのデータを一度CSVに吐き出し、そのファイルをPower BIで取得する
CSVで吐き出して、PowerBIでデータを取得するのもよいですが、一つ気になるのは更新の問題ですよね・・・
毎回最新のデータをCSV出力するより、できる限り手間をかけたくないというのが皆様の本音だと思います。
それでは、運用に最適なコネクタを使用したデータ接続をご紹介させて頂きたいと思います。
■Kintone Power BI Connectorを活用したデータ接続
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今回、検証で使用したのは、CData SoftWare社から提供されているkintone Power BI Connectorを使ってKintoneのデータを取得したいと思います。
まず、通常Power BI DesktopでKintoneデータを取得しようと試みてみますが・・・ 当然ながら、接続できるデータソースにKintoneの文字は見当たりません。
Kintone Power BI Connectorの設定方法は、手順がいくつかあるため本記事では割愛させて頂きますが、このコネクタを設定して再度データの取得を選択すると・・・
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Kintoneが選べるようになりました!
やはり直接Power BIに接続ができるというのは、スッキリしますね。
■Kintoneアプリのデータの読み込み
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実際にPower BI DesktopでKintoneデータを取得してみました。 一つ一つのデータを綺麗に読み込んでくれています!
データの整形に苦労するかと思ったのですが、Excelを読み込むのと大差ないようで安心しました。 これであれば、すぐにデータの活用が始められますね!
■Kintoneデータの自動更新設定には、ゲートウェイの設定が必要
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KintoneのデータをPower BIで自動更新設定をするためには、On-Premises data gatewayの設定が必要になります。
On-Premises data gatewayは、オンプレミスのデータとMicrosoftクラウドサービスの間でデータを転送し、橋渡しとしての役割を果たします。
On-Premises data gatewayで、Kintone Power BI Connectorを指定し、下記画像のようにPower BIの箇所に準備完了という文字が表示されれば設定は完了です。
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これでゲートウェイの設定が完了致しました。
■Power BIレポート自動更新について
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Kintoneからデータを取得した場合でも、ゲートウェイの設定が完了していれば、自動更新の設定が可能です。
試しに毎日自動更新をするように設定を行ってみます。
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Power BIサービス→Kintone接続して作成したレポートのデータセット→スケジュール設定の順に進みます。
その後、上記画像のように設定をしたゲートウェイを指定し、あとはスケジュール更新の頻度を選択すれば完了です。
ここで一つ気を付けなくてはならないのは、Kintone Power BI Connectorとゲートウェイの設定が完了しているPCがオンラインでないと、更新がかけられないということです。
OneDriveに配置しているExcelとは違い、オフライン中は更新が行えないので、常時稼働しているPCなどで、設定を行うように心がけましょう。
■まとめ
ここまで、KintoneのデータをPower BIで表現する方法についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
通常、KintoneとPower BIを直接接続することは出来ませんが、コネクタを使うことによって実現可能となり、データの有効活用や効率化に繋がります。
Kintoneをお使いの皆様は是非、この機会にKintoneデータをPower BIで可視化してみてはいかがでしょうか?
イーストでは、Power BIの導入支援も承っております。 是非お気軽にお声がけ下さいませ!
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