こんにちは。事業推進チームです。

2023年10月よりデータベース検索・更新ツールSkyLinkの新バージョンとなる「SkyLink plus」の発売を開始しました。

データベース検索・更新ツール「SkyLink plus」

今回から複数回に分けて、SkyLink plusにはどんな機能が加わったのか、新機能を紹介いたします。

どこからでも検索結果を取得

SkyLink plusには「SkyLink Commander」という新しいプログラムが追加されました。SkyLink Commanderを使用することでURLを指定した検索がどこからでも行えるようになります。

例えばユーザー様の社内プログラムや社内ホームページにSkyLink Commanderで生成したURLを埋め込むことで、SkyLinkを実行することなくデータベース検索が行えます。 またMicrosoft Power BIのデータソースとして利用することも可能です。

SkyLink Commander使用例:在庫通知表の表示

SkyLink Commanderの使用例をご紹介します。 まずは、実行するコマンドをSkyLink for Desktopで作成します。ここでは、在庫数と在庫通知数のカラムがある商品テーブルから、在庫数が在庫通知数以下の商品を抽出するコマンドを作成しています。



SkyLink Commanderの初期設定を行い、作成したコマンドファイルをアップロードします。



SkyLink Commanderの画面でコマンドファイル、コマンドを指定し、出力形式を「表形式」に設定しURL生成ボタンを押します。

検索結果を表示したいページの部分に以下のようにiframeを挿入します。

<iframe
  id="inlineFrameExample"
  title="在庫通知"
  width="500"
  height="400"
  src="ここにURL生成ボタンで生成されたURLをコピーします。”>
</iframe>

width、heightの値は適宜変更します。 ページを表示するとSkyLinkの検索結果も表示されます。



またSkyLink Commanderの出力形式をCSVに設定、URL生成ボタンで生成されたURLをコピーして以下のようにページに追記することで検索結果をダウンロードするリンクを作成することができます。

<p><a href="生成されたURL" >ファイルをダウンロード</a></p>



他にも出力形式をCSVにしたURLを生成し、Power BI Desktopの「データを取得」「Web」を選択し、URL欄に生成したURLを指定することで、Power BIのデータ取得元とすることが可能です。



これによりデータの取得・更新を行うと、そのタイミングで出力された最新のCSVが取得できるので、手動でCSVを用意するという手間を省くことができます。

最後に

SkyLink Commanderの機能を紹介させていただきました。SkyLinkを操作することなく検索結果を取得できるため作業時間の短縮やルーチンワークの効率化が見込めるのではないでしょうか。

SkyLink plusについての疑問点やご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。体験版のご用意もございます。

また弊社では、データ活用つながりでMicrosoft PowerBIの導入支援も行っております。下記リンク先にてサービスのご紹介を行っております。ぜひご覧ください。