こんにちは。事業推進チームです。

CopilotとOfficeを組み合わせの検証という事で、いくつかブログ記事としてご紹介していますが、今回はExcelとの連携です。

皆さんの業務でも使う頻度が高いであろうExcelとCopilotを組み合わせることでどんなことができるようになるのでしょうか。
基本的な部分を試してみましたのでご覧ください。

前準備

まずは、前準備です。事業部ごとのプロジェクト別売上を1年間まとめたという想定でサンプルデータを作成してみました。



CopilotにExcelのデータを認識させるには、表をExcelテーブルにする必要があるためデータの変換を行います。

テーブルにしたい表をドラッグで選択して挿入-テーブルでテーブルに変換します。



変換したテーブルをクリックした状態でCopilotボタンをクリックするとCopilotが起動します。
(Copilotボタンは通常ホームタブの一番右に追加されています)



では、どのようなことができるか試していきましょう。

ハイライト

Copilotを呼び出すとデータ操作についていくつか提案してくれています。



せっかくですので、まずはこの中からハイライトを試してみます。
メニューからハイライトをクリックするとCopilotがいくつかプロンプトを提案してくれました。



やりたいことを自分で入力することもできますが、最初なので提案されたプロンプトを実行してみます。

「2024年3月の上位10個の値を太字にする」をクリックしてみると、どのような変更をおこなったかというメッセージとともにデータが変更されました。



グラフの作成

続いてExcelといえばグラフということでグラフの作成を試してみます。
Copilotのプロンプト領域に「プロジェクトごとの売り上げをグラフにしてください。」と入力して実行しました。

少し待つとグラフが作成されましたが、正直これは見づらいです。プロンプトの指示の方法を考える必要がありそうです。



グラフの作成 その2

「プロジェクトごとに」というのが良くなさそうなので「事業部ごとに」へ変更。グラフも縦棒グラフのほうが見やすそうなので指示に含めてみました。
「事業部の売り上げを月ごとに集計し、年月を横軸にした集合縦棒グラフとして表示してください。」



まだ改善の余地はありますが、先ほどのグラフよりは見やすくなりました。プロンプトの指示の仕方を研究しなければいけませんね。

まとめ

今回は、ExcelとCopilotを組み合わせてどんなことができるかをご紹介しました。ハイライトにしろグラフ作成にしろ自分で手を動かして作業すれば同じ結果が得られますが、プロンプトの指示を使いこなすことで手間と時間を削減できるようになるのではないでしょうか。

また、今回はデータの分析については触れられなかったので引き続き調査を続け、別の記事にてご紹介したいと思います。

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