こんにちは。事業推進チームです。

BIツールを閲覧する際に、ユーザー目線で立ってみると「なんかサイズが小さい」「拡大しないと見づらい」そんなことを感じたことはございませんか?

Power BIでは、事前にレポートをクラウドに発行する段階でレポートサイズの設定が可能です。

今回は実用的な内容になりますが、知っていると便利なものになりますので是非ご一読下さいませ。

■デフォルトのサイズ

Power BI Desktopで作成したレポートをPower BIサービスに発行し、開くと通常はこのような感じで開きます。



デフォルトでも特に問題はないのですが、よく見てみると上記画像の黄色い部分の余白が気になります。

どうせであれば、大きな表示でレポートを活用したいですよね?

これを解決するためには、大きく分けて二つの方法があります。

1.Power BIサービスの閲覧時にメニューから表示方法を変更する



Power BIサービスでレポートを閲覧時、上部のメニューに四角形のようなアイコンがありますので、クリックして見ましょう。

そこでは、下記のように表示方法を選択することが可能です。

・全画面表示
・ページに合わせる
・幅に合わせる
・原寸大

試しに全画面表示にしてみましょう!



デフォルトで閲覧していた際に、気になった余白についてもなくなりました!
言葉通り全画面となるので、この表示の時にはレポートを好きに動かすことはできますが、設定や共有などのメニューは一度全画面表示を解除しなければなりませんので注意しましょう。

2.Power BI Desktopでサイズを予め指定する

1でご紹介した内容は、ユーザーがレポートを開き毎回手動で行う必要があります。

拡大表示で予め固定をしておけば、ユーザーも快適にレポートを扱えるので、次はその方法をご紹介していきます。

まずは、元となるPower BI Desktopでレポートを開きましょう。
上部メニューに「表示」という箇所があるので展開し、その後「ページ表示」をクリック「幅に合わせる」を選択してみましょう!



これで気になっていた左右の余白が詰められ、拡大した表示にすることができました。

それでは、このレポートをPower BIサービスに発行しユーザー目線にてブラウザで閲覧してみます。



Power BI Desktopで既に画面表示の設定がされているので、開いた初期状態から余白が詰められ、快適に大きくレポートを閲覧できるようになりました。

細かい設定ですが、こういった積み重ねによって快適にレポートを扱えるというのは生産性の向上にも繋がっていくと思いますので、是非ご活用下さい。

■まとめ

今回は、閲覧を快適に!レポートを拡大表示に固定する方法についてご紹介させて頂きました。

イーストの導入支援をご採用された企業様でも、やはりユーザー目線でのレポートの見え方を気にされるご相談を多数頂きます。

レポートの作成の仕方はもちろんですが、細かい設定を突き詰めていくのも効率アップに大変有効ですので、使えそうな機能は引き続きご紹介させて頂きます。

イーストでは、Microsoft認定資格のPower BI専門のデータアナリストがご支援させて頂きます。

Power BIの値引き購入・導入にあたってのニーズがございましたら是非お気軽にご相談下さいませ。