こんにちは!事業推進チームです。

ABC分析って聞いたことありますか?

なんとなく耳にしたことがあるけれど、その具体的な内容や使い方がいまいちピンと来ないという方もいるかもしれません。

そんな皆様に、ABC分析のキホンをわかりやすく、カジュアルに説明していきます。

■ABC分析ってなに?



まず、ABC分析とは、物事を重要度に応じて三つのカテゴリー、つまりA、B、Cに分ける手法です。

これはビジネスの世界では特に人気で、在庫管理や顧客管理など、さまざまな場面で利用されています。

簡単に言うと、「どこに注力すればいいのか」を見極めるための分析手法です。

■どんな分け方をするの?



重要度が最も高いものをA、次に重要なものをB、そして重要度が相対的に低いものをCと分類します。

一般的には、「A」のカテゴリーが全体の約20%を占めているのに対して、80%の成果をもたらします。これはよく「パレートの法則」とも呼ばれるものですね。

「B」は中間層、「C」は労力に見合わない少ない成果しかもたらさないもの、というわけです。

■ どうやって使うの?



ABC分析はまず、分析したい対象をリストアップします。

それが商品の在庫であれ、顧客リストであれ、プロジェクトのタスクであれ、何でもOKです。

次に、それぞれの項目が持つ重要度を定量的なデータを基に評価します。売上、利益率、作業にかかる時間など、分析の目的に応じて評価指標を決めましょう。

そして、評価結果をもとに、全ての項目をA、B、Cの三つのグループに分けていきます。

このとき、Aは重要度が高く注力すべき項目、Cは逆に低く、リソースをあまり割かないほうがいい項目となります。

■実際に利用するメリットは?



ABC分析を行うことで、リソースを最も必要なところに集中させることができます。

つまり、手持ちの限られた時間やお金、人員などを最大限に活用し、効率よく成果を出すための指針を手に入れることができるのです。

また、何を優先すべきか明確になるため、決断のスピードが上がり、組織全体の生産性向上にもつながります。

特に、優先順位付けが難しい場面や、多くの選択肢の中から重要なものを選び出す必要がある時に大きな力を発揮します。

■まとめ

さて、ABC分析についてざっくりと解説してきましたが、いかがでしたか?

実はこうした分析手法は、ビジネスだけでなく、日常生活においても役立つことがありますよ。

例えば、家庭での時間管理や、個人的な目標達成のためにも使うことができるのです。

ぜひ、皆様の生活や仕事にもABC分析を取り入れて、より良い結果を目指してみてくださいね。

イーストでは、Microsoft認定のデータアナリストが皆様のPower BI導入・内製化の課題解決を手助け致します。是非お気軽にお問合せ下さいませ。

詳しくはこちらをご覧ください。