こんにちは!事業推進チームです。

Webページを訪れるユーザーにとって、テキストの正確な表示は情報伝達の最も基本的な要素の一つです。

特に、標準的な文字コードに含まれない特殊な文字や外字が含まれる場合、これらを正しく、そして効果的に表示させることは一層重要になります。

では、外字をWeb上でどのように表示させるか、その方法と注意点を見ていきましょう。

■外字をWebで表示させる基本的な方法

外字や特殊な文字をWeb上で表示させる基本的な方法として、以下の2つが挙げられます。



画像としての挿入: 特殊文字や外字を画像ファイル(例えば、PNGやJPEGなど)に変換し、その画像をWebページに挿入する方法です。

この方法は実装が簡単であり、どの環境でも文字の見た目を完全に制御できるというメリットがあります。

しかし、画像として挿入することで文字のズームや検索が不可能になる、ファイルサイズが増えてページの読み込み時間が長くなるといったデメリットもあります。

Webフォントを使用する: 外字や特殊文字を含むフォントをWebフォントとして用意し、CSSを通じてWebページで利用する方法です。

この方法では、テキストとしての扱いなので、検索可能であり、フォントサイズの変更にも対応できます。

一方で、利用するフォントのライセンスに注意が必要ですし、外字を含むフォントがユーザーのシステムにインストールされていない場合が多いため、フォント自体をWebサーバーから読み込ませる必要があります。

■外字を効率的に表示させるためのポイント



画像として挿入する場合: 画像はできるだけ圧縮してファイルサイズを小さくし、読み込み時間を短縮させることが大切です。

また、alt属性を用いて、画像が何を表しているのかテキスト情報も提供しましょう。

Webフォントを使用する場合: 使用するフォントについては、必要最小限の文字のみを含むようにカスタマイズすることで読み込み時間を短縮することが可能です。

さらに、フォントの読み込みが遅れてもテキストが表示されるように、フォールバックフォントの指定も忘れずに行いましょう。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?

外字をWeb上で表示させるには、画像として挿入する方法とWebフォントを利用する方法があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

どの方法を選択するにせよ、ユーザーにとって読みやすく、アクセスしやすいWebページを目指すために、適切な実装と最適化が求められます。

これらのポイントを意識することで、特殊文字や外字も問題なくWeb上で表現することが可能になります。

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