こんにちは!事業推進チームです。

皆さん、Salesforceは活用していますか?

イーストでは、売上の管理からプロジェクトの管理まで、実に様々な業務でSalesforceを活用しています。

それは同様に、ビジネスの流れの重要な部分をSalesforceが占めているからこそ、BIツールとの連携が真価を発揮することにも繋がっています。

是非この記事を参考にして頂き、Salesforceデータを最大限有効に活用できるヒントになれば幸いです。

 

■ SalesforceとPower BIとの連携のメリット

Salesforceは、クラウドベースのCRM(顧客関係管理)ソリューションとして広く使われており、一方のPower BIは、ビジネスデータを視覚的に分析し、共有するためのインテリジェントなツールです。

Salesforceには、もちろんダッシュボードや可視化の機能はありますが、様々なデータと結合し、柔軟に分析するためには、やはり専用のBIツールの方が活用の幅が大きく広がります。

それでは、SalesforceとPower BIの連携によるメリットをいくつか見ていきましょう。



1. データへのリアルタイムアクセス: Salesforceの豊富な顧客データとPower BIの分析能力を組み合わせることで、より高速かつリアルタイムな意思決定が可能。

2. 視覚的な分析: Power BIによる視覚的なレポートは、Salesforceデータの理解を深め、新たな切り口での分析が可能。

3. カスタマイズ可能なダッシュボード: ユーザーのニーズに合わせて、重要なビジネス指標を一か所で追跡できるダッシュボードが作成できる。

 

SalesforceとPower BIの連携方法

それでは、実際にSalesforceとの連携方法を見ていきましょう。

Power BIと接続するには、非常に簡単です。

まずは、普段業務でログインしているSalesforceのログイン情報を入力できるように準備しておきましょう。

SalesforceとPower BIを連携させる方法はいくつかありますが、最も一般的で簡単な方法は、Power BIでSalesforceコネクタを使用することです。

この方法を用いることで、Power BI内から直接Salesforceデータにアクセスし、分析することが可能になります。

また、APIを使用するカスタム統合も可能ですが、これはより技術的な知識を必要としますので、今回はコネクタを使用していきます。

Power BI Desktopを開き、データの取得メニューを開きます。

Saと検索欄に入力すると・・・ Salesforceの候補が出てきました!

ここからSalesforceのレポートの情報を取り込みたいので、Salesforceレポートに接続してみます。

接続に進み、アカウントが認証されると

普段業務で入力しているプロジェクトの一覧が取得できました!

ここまでくれば、あとは通常通りPower BIでレポートを作成するだけです!

早速、様々なデータを突き合わせて、会議に使えそうなBI画面を作ってみました!

イーストでは、このようにSalesforceで蓄積したデータをすぐに多角的に分析ができるようにPower BIとの連携に注力しています。

■ビジネスにおける具体的な価値

次に、SalesforceとPower BIを連携した際のビジネス価値を詳しく見ていきましょう。

- 即運用が可能: システムが詳しくない担当者でも、すぐに本格的なデータ分析が行えます。


- 顧客の理解: Power BIで複数のデータから分析することにより、業種別の傾向や地域別の差、または担当部署別など、より本質に近い要因を探ることが可能です。


- 売上の増加: 前年対比、在庫回転率、F2転換率、KPI、ROI様々な指標を掛け合わせることにより、効果的な営業戦略の立案→売上の増加を見込むことが可能です。


- 効率的なレポート作成: 毎月、Excelに転記するなどの、手作業によるレポート作成の時間を削減し、より戦略的なタスクに注力できます。

  

■まとめ

いかがでしたでしょうか?

SalesforceとPower BIを連携させることは、ビジネスのあらゆる側面での改善につながります。

その強力な組み合わせにより、より高いレベルの顧客理解、効率的な意思決定、そしてビジネス成果の最大化が実現可能です。

これらのツールを有効活用して、データドリブンなビジネス戦略を推進していきましょう。

イーストでは、Microsoft認定のデータアナリストが皆様のPower BI導入・内製化の課題解決を手助け致します。是非お気軽にお問合せ下さいませ。

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