こんにちは。事業推進チームです。
データベース検索・更新ツールSkyLinkの最新版である「SkyLink plus」では、今まで別の製品としてご提供していたfor Webとfor Desktopを一つの製品に統合しました。
このfor Webとfor Desktopについて、どんな違いがあるのかというお問い合わせをいただくことも多いため、今回それぞれの使い方と利用イメージをご説明します。
1. for Webを使った定型検索パターン
利用イメージ:
アプリのインストールが不要かつシンプルで手軽に検索したい時の選択肢
特長:
- ユーザーがWebブラウザを通じて、あらかじめ定められた検索項目(定型フォーム)を使って簡単にデータを検索します。
- フォームに必要な情報を入力し、クリック一つで結果が表示されます。
- 初心者向けのツールで、複雑な設定や知識は不要です。
メリット:
- 手軽にアクセスできるため、素早く情報を得ることができます。
- どのデバイスからでも利用可能(PC、スマートフォン、タブレットなど)。
- ユーザーインターフェースが直感的で、特定の条件を設定することが難しくない。
デメリット:
- 検索条件があらかじめ決められているため、柔軟性に欠けます。
- 詳細なカスタマイズが難しいため、複雑なデータ探索には向いていません。
例:
- 「社員名簿」のようなデータベースから、部署や氏名で検索するシンプルな操作を想像してください。ユーザーは部署名を選び、「検索」ボタンを押すだけで該当する結果が表示されます。
2. for Desktopを使ったカスタム検索パターン
利用イメージ:
詳細な条件を設定して、深く検索したい時の選択肢
特長:
- PCにインストールして使用することで、より複雑な検索条件やフィルターを自由に設定できます。
- 複数の条件を組み合わせて検索したり、特定のデータフィールドに対して詳細な検索を行うことができます。
- 高度なユーザー(データ分析者やIT担当者など)が利用するのに適しています。
メリット:
- 非常に柔軟で、複雑な検索条件を指定できるため、大量データから特定の情報を効率的に抽出できます。
- 特定のフィルターやカスタムクエリに基づいて、精度の高い結果を得ることができます。
デメリット:
- インストール作業が必要なため、準備や設定に手間がかかる場合があります。
- 検索条件の設定が複雑で、一定の技術知識が求められることがあります。
例:
- 例えば、社員の情報を「入社年度」「役職」「給与範囲」「勤務地」といった複数の条件で絞り込みたい場合、複雑な設定が必要です。ユーザーは自分で複数の条件を指定し、詳細なデータセットを抽出することができます。
まとめ
for Webを使った検索は、簡単で迅速に使えるのが利点で、誰でも気軽にアクセスできるのが魅力です。一方で、for Desktopを使った検索は、柔軟性があり複雑なデータ検索が可能ですが、使いこなすにはある程度の操作スキルが求められます。
用途や目的に応じて、使い分けていただくのがよいでしょう。
今回のご説明について分かりにくい点などありましたらお問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。
また機能制限が無く動作をお試しいただける体験版のご用意もございます。こちらもお問い合わせフォームよりお声がけください。