
こんにちは!事業推進チームです。
今回は、2025年4月に行われたPower BIライセンスの価格改定も踏まえた、ライセンスの情報についてご紹介していきます。
本ブログの最後に、イースト独自のライセンス購入キャンペーンのお知らせもございますので、Power BIの導入をご検討頂いている方は是非ご参考にして頂けますと幸いです。
■Power BIライセンスの種類と機能差について

※2025年5月時点の価格となります。詳しくはお問合せ下さいませ。
Power BIには大きく分けて、個人で使用する上記の3つのプランと、容量ベースのライセンスの4つのプランがあります。
それほど複雑ではないですが、1つ1つ見ていきましょう。
●Power BI (Free)
ライセンスを持っていなくても、Power BI Desktopのアプリをインストールし、レポート作成などの基本機能を扱うことは可能です。
お持ちのデータから、レポートやダッシュボードを作成することができますが、クラウドにレポートを発行し、他者への共有をすることは不可となります。
主に個人のみで使用する場合や、Power BI本導入に向けた試験的なライセンスの立ち位置で捉えるのがよいと思います。
●Power BI Pro(1ユーザー:年間25,200円)
法人で使用される場合、最も標準的なライセンスといえます。
レポートの作成はもちろん、他者へのレポートの共有やアクセスの制御なども自由に行うことが可能です。
数千万行の大規模データなどを頻繁に扱うということがない限り、Proライセンスがおススメです。
また、自動更新も1日に8回設定できますが、更に細かく設定したい場合は、この後に紹介するPremium Per Userをご検討ください。
●Power BI Premium Per User(1ユーザー:年間43,200円)
数千万行や数億行の大規模なデータを扱う際には、Power BI Premiumライセンスが必要となります。
また30分単位でこまめにデータを自動更新したい場合には、48回まで設定できるPremiumライセンスがおススメとなります。
●Microsoft Fabric(ユーザー無制限の場合:年間10,000,000円~)
特にユーザーが500名を超えるような場合、容量ベースのMicrosoft Fabricの契約がおススメとなります。
F64以上のプランのユーザー数は無制限となりますので、企業全体でPower BIを活用する際は、Microsoft Fabricの導入をご検討下さい。
また、Microsoft FabricにはPower BIのみではなくPower BI用のCopilotの活用や、関連するAzureのサービスを連携して活用することが可能です。
Microsoft Fabricについては、過去のブログでも紹介しておりますので是非ご参考にしてみてください。
データ基盤からBIまで、Microsoft Fabricの全貌解明|イースト株式会社
■Power BIライセンスの購入方法

Power BIのライセンスは大きく分けて2つの購入方法があります。
1. Microsoftのサイトからクレジットカードで決済をする。
2. 販売店から購入する(請求書払いも可能)
●よくあるご質問
・購入先でどのようなことが変わるの?
→Power BIライセンス単体の価格は、購入先によって大きく変わることはありません。
ただ、販売店によって独自のサービスやキャンペーンを展開している場合もありますので複数の会社から見積を取ることをおススメします。
・会社でMicrosoft365を使用しているが、Power BIのライセンスを別の会社から購入しても大丈夫?
→はい、既存のMicrosoft365テナントに商流を紐づけることが可能です。
■イースト独自のライセンス購入特典

イーストではライセンスを5ユーザー以上ご契約のお客様に向けて、下記特典があります。
特典①Power BI導入支援サービス30%OFF
レポートの作成代行や、内製化のご支援を手厚く行わせて頂きます。
ライセンスを同時購入頂ければ、導入支援費を30%OFFにてご提供させて頂きます。
特典②Power BI動画コンテンツの限定公開
動画で学べるPower BIの基本操作やテクニック集を限定公開させて頂きます。
現在35本の動画を公開しており、順次拡大予定ですので導入支援は不要だけど自分で使い方を勉強したいという方におススメです。
別のブログにて1本無償公開をしておりますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
Power BI動画学習:レポート作成までの全体の流れを学ぼう|イースト株式会社
■まとめ
今回はPower BI導入時に気になる、ライセンスの情報についてご紹介させて頂きました。
イーストでは、Microsoft認定のデータアナリストが皆様のPower BI導入・内製化の課題解決を手助け致します。是非お気軽にお問合せ下さいませ。