
これまでの記事では、
- SQLが書けなくてもデータを活用したい
- Excelによるデータ抽出には限界がある
- 情シスや開発部門への依頼が見えないロスを生んでいる
という課題について解説してきました。
では実際に、「現場担当者が自分でデータを検索・抽出できる環境」を実現するにはどうすればよいのでしょうか。
その解決策の一つが、SkyLinkです。
SkyLinkは、業務システムやデータベースに蓄積された情報を、SQLを書かずに検索・抽出できるデータ活用ツールです。
本記事では、SkyLinkでできることや、どのような企業に向いているのかを分かりやすく解説します。
これまでの記事はこちら
SQLを書かずにデータ抽出したい人へ|現場でよくある3つの課題と解決方法
Excelでのデータ抽出はなぜ限界?重い・壊れる・属人化する3つの理由
■多くの企業で発生している課題

まず、現場でよくある状況を整理してみましょう。
例えば営業部門では、
- 顧客の過去受注履歴を見たい
- 特定商品の売上状況を確認したい
- 月別の取引実績を見たい
ということがあります。
管理部門では、
- 部署別の売上を確認したい
- 在庫状況を一覧で見たい
- 請求情報を確認したい
ということがあります。
しかし実際には、
データは存在する
↓
システムの中にある
↓
簡単に見られない
↓
依頼が必要
という状態になっているケースが少なくありません。
■SkyLinkとは?

SkyLinkは、SQLを書かなくてもデータベースの情報を検索・抽出できるツールです。
利用者は、
- 顧客名
- 商品名
- 日付
- 担当者
などの条件を画面上から選択するだけで、必要な情報を取得できます。
イメージとしては、ECサイトの商品検索に近い操作です。
条件指定
↓
検索
↓
一覧表示
↓
活用
専門知識がなくても利用できるため、現場担当者自身がデータ活用を進められます。
■SkyLinkでできること

① データの検索・一覧表示
最も基本的な機能です。
例えば、
- 顧客別売上
- 商品別受注
- 出荷情報
- 在庫状況
などを検索できます。
必要な情報だけを絞り込んで表示できるため、毎回Excelへ出力して加工する必要がありません。
② SQLを書かずにデータ抽出
通常、データベースから情報を取得するにはSQLが必要です。
しかしSkyLinkでは、画面上で条件指定するだけで検索できます。
例えば、
期間:2026年4月〜6月
商品:A製品
営業担当:東京支店
という条件で抽出する場合も、SQLを意識する必要はありません。
③ CSV・Excel出力
検索した結果を、CSVやExcelに出力することもできます。
そのため、
- 会議資料
- 集計資料
- 社内報告
などに活用できます。
また、必要なデータだけを出力できるため、無駄な加工工数を削減できます。
④ 権限管理
企業で利用する以上、誰でも全てのデータを見られる状態にはできません。
SkyLinkでは、部署や利用者ごとに閲覧権限を設定できます。
例えば、
- 営業は担当顧客のみ
- 管理部門は全体閲覧可能
- 外部利用者は限定表示
といった運用も可能です。
⑤ 既存システムを活用できる
SkyLinkの大きな特徴は、既存システムをそのまま活用できることです。
新しい業務システムへ移行するのではなく、現在利用している
- 販売管理システム
- 基幹システム
- データベース
の情報を活用できます。
■BIツールとの違い

最近では、Power BIやTableauなどのBIツールを導入する企業も増えています。
もちろん優れたツールですが、役割は少し異なります。
BIツール
得意分野
- 分析
- ダッシュボード
- 可視化
- KPI管理
SkyLink
得意分野
- データ検索
- 一覧表示
- データ抽出
- 現場利用
つまり、
分析したい → BIツール
まずデータを見たい → SkyLink
という違いがあります。
実際には、SkyLinkとPower BIを組み合わせて利用する企業も少なくありません。
■SkyLinkが向いている企業

特に次のような企業に向いています。
- 毎回データ抽出を依頼している
- Excelでの集計作業が多い
- SQLを書ける人が限られている
- 現場でデータ活用を進めたい
- 業務システムを活かしたい
- BIツールだけでは物足りない
こうした企業では、業務効率化の効果を実感しやすい傾向があります。
■実際の活用イメージ

例えば営業部門の場合、
これまでは
売上確認したい
↓
情シスへ依頼
↓
待つ
↓
Excel加工
でした。
しかし、SkyLink導入後は
売上確認したい
↓
条件指定
↓
検索
↓
確認
になります。
その結果、確認作業が数日から数分になるケースもあります。
■無償で確認する方法

実際にSkyLinkの導入を検討する場合は、画面や機能説明だけで判断するのは難しいことがあります。
重要なのは、自社のデータでどのように活用できるかを確認することです。
例えば、
- 現在の業務フロー
- 利用中のシステム
- 抽出したいデータ
をもとに検証することで、具体的な活用イメージが見えてきます。
■まとめ
SkyLinkは、SQLを書かずにデータ検索・抽出を行えるデータ活用ツールです。
多くの企業で発生している
- Excel依存
- 情シス依頼
- データ活用の停滞
といった課題を解決できます。
そして何より重要なのは、必要な人が、必要な時に、必要なデータを使えることです。
データ活用は特別な分析から始まるのではなく、日々の業務でデータを使える環境づくりから始まります。


