「先月の売上データを出してください」

「顧客別の利用状況を確認したいです」

「今月の案件一覧を抽出できますか?」

 

現場では日常的に発生する依頼です。

 

しかし、そのたびに情報システム部門や開発部門へ依頼している企業も少なくありません。

一見すると普通の業務に見えますが、実はこの仕組みが大きな業務ロスを生み出していることがあります。

 

■データはあるのに活用できていない

多くの企業では、

  • 販売管理システム
  • 基幹システム
  • CRM
  • 会計システム

 
などに日々データが蓄積されています。

 

しかし、「必要な人が必要な時に取得できる状態」になっている企業は意外と多くありません。

 

例えば営業担当者が数字を確認したい場合、まずは情シスへ依頼。

情シス担当者は他の業務の合間に対応。

数日後にデータが届く。

このような流れになっているケースもあります。

 

情シスへの依頼が増えるほど業務は遅くなる

情報システム部門は、本来

  • システム運用
  • セキュリティ管理
  • インフラ保守
  • DX推進

 
などに時間を使うべき部署です。

 

しかしデータ抽出依頼が集中すると、日々の業務がデータ提供対応に追われることがあります。

結果として、現場も情シスも忙しくなるという状況が発生します。

現場の意思決定が遅れる

もっと大きな問題はここです。

 

例えば、営業会議の前日にデータが必要になった場合。

すぐに確認できれば、

  • 売上分析
  • 顧客分析
  • 案件分析

 
ができます。

 

しかしデータ取得に時間がかかると、判断そのものが遅れてしまいます。

データ活用が進んでいる企業と差が生まれるポイントでもあります。

 

■SQLを書ける人しか触れない状態になっていないか

システムによっては、データ抽出にSQLが必要なことがあります。

 

そのため、

  • SQLを書ける人
  • データベースを理解している人

 
しかデータを取得できない状態になってしまいます。

 

現場担当者から見ると、「データはあるのに自分では使えない」という状態です。

現場が自分でデータを取得できる環境が重要

近年は、専門知識がなくてもデータ抽出できるツールが増えています。

 

重要なのは、現場担当者が自分で必要なデータを取得し、業務へ活用できることです。

そうすることで、

  • 情シスの負担軽減
  • 意思決定の迅速化
  • データ活用促進

 
につながります。

SQLを書けない人でもデータ活用できる時代

以前は、データ抽出といえばSQL知識が必要でした。

 

しかし現在では、条件を画面から指定するだけで、必要なデータを抽出できる環境を実現することも可能です。

現場担当者自身が必要なタイミングでデータを取得できれば、業務スピードは大きく変わります。

 

まとめ

データ抽出のたびに情報システム部門へ依頼する運用は、本人たちが気づかないうちに大きな業務ロスを生み出している場合があります。

 

もし、

  • データ抽出依頼が多い
  • 情シスが忙しい
  • 必要な時にデータが取得できない

 

という状況であれば、データ活用の仕組みそのものを見直すタイミングかもしれません。

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